マーケティングリサーチャー(Lactivator代表)の渡邉です。
2026年2月にリリースしたマーケティング相談専用のAI『Lactivator AI』。
ここではYahoo知恵袋に寄せられたマーケティングに関する質問をLactivator AIにした時、どんな回答が返ってきたかを掲載しています。
是非ご参考にしていただき、またLactivator AIを活用していただけると幸いです!
※マーケティング専用AI『Lactivator AI』はこちら↓
Yahoo知恵袋の相談
中小企業の製造業でマーケティング担当を任されました。
弊社はニッチな部品を製造していて技術力には自信があるのですが、新規開拓が展示会頼みになっています。
Webサイトからの問い合わせを増やしたいのですが、そもそも製品名で検索されることが少なく、どんなキーワードで対策をすればいいか分かりません。
ブログを書けと言われましたが、技術的な話ばかりになっても専門外の人には伝わらない気がしています。何から手をつけるべきでしょうか?
Lactivator AIの回答
その悩み、製造業の中小企業だと本当に“あるある”です。
一緒に「製品名が検索されない前提」で、問い合わせにつながる導線を設計していきましょうね。
【渡邉からの提案】用途や困りごとの棚卸をしよう
最初にやるべきは「キーワード探し」ではなく「用途×困りごと×判断軸」の棚卸しです
結論から言うと、ニッチ部品は製品名ではなく次のような言葉で探されます。
- 用途(何に使う部品か?)
- 困りごと(不良、割れ、摩耗、熱、精度、納期、コスト…)
- 制約条件(材質、寸法、公差、環境、規格、ロット)
- 工程・手段(加工方法、組立、検査、代替)
- 職種ワード(設計、調達、生産技術、品質保証)
なので、SEOの出発点は「検索ボリュームがある製品名」ではなく、発注側が頭の中でつぶやく言葉を拾うことになります。
【なぜかと言うと】比較検討フェーズの受け皿を作る
展示会頼みから抜けるには「比較検討フェーズの受け皿」が必要だからです
展示会は強いですが、偶然性も高いですよね。Webは逆で、課題が顕在化した人が自分のタイミングで候補を探す場所です。
このとき検索されやすいのは「製品名」よりも、
- 「○○ができない」「○○で困っている」
- 「○○の代替」「○○の選定方法」
- 「○○の仕様」「○○の不良対策」
みたいな悩み起点の言葉になりやすいです。
【例えばこんな形はいかがですか?】最短で成果が出やすい“着手順”(4ステップ)
1) まずは“問い合わせに近いページ”から整える(SEOより先)
ブログより先に、問い合わせに直結するページを作る/改善するのが効率的です。
- 用途別ページ(例:半導体装置向け/食品機械向け/医療機器向け…)
- 課題別ページ(例:耐熱/耐薬品/高精度/軽量化/摩耗対策)
- 加工・対応範囲ページ(材質・サイズ・公差・ロット・納期)
- 品質・検査ページ(測定器、検査体制、トレーサビリティ)
- 事例ページ(数字入り:不良率/寿命/リードタイムなど)
- 「図面相談できます」「試作できます」ページ(これが強い導線)
検索で来た人はこれらのページを見て「この会社に頼めるか?」を数分で判断します。上記のような情報が揃っていないと、技術力があっても判断材料が欠けると判断されて離脱してしまうのです。
2) キーワードは「用途×困りごと×仕様」で100個作る(製品名不要)
まず社内で作るべきは、キーワードツール以前の“種リスト”です。
営業・製造・品質にヒアリングして、以下を埋めます。
キーワード種の作り方(そのまま使えるフレーム)
– 用途:どの機械/装置/ユニットに入る?
– 困りごと:何が起きる?(割れる・漏れる・固着・発熱・摩耗・ガタ・異音…)
– 条件:温度/薬品/真空/水中/クリーン/高荷重/高速回転
– 仕様:材質(SUS/アルミ/樹脂/ゴム/セラミック等)、公差、表面処理
– 調達条件:小ロット、短納期、図面なし、試作→量産
例(製品名がなくても成立する)
– 「耐熱 樹脂 部品 200℃」
– 「摩耗 対策 スライド 部品 材質」
– 「小ロット 切削 加工 部品 試作」
– 「真空対応 部品 材料 選定」
– 「異音 対策 摺動 部品」
– 「耐薬品 パッキン 代替(※実際は部品に合わせて)」
この“種リスト”ができると、ブログ・事例・用途ページのネタが自然に決まります。
3) ブログは「技術自慢」ではなく「選定の不安を消す記事」に寄せる
専門外の人に伝わらない問題は、内容の難しさというよりも読者の目的と記事の目的がズレていることが多いです。
ブログの型(おすすめ)
- 型A:選定ガイド
例)「摺動部品の材質選定:摩耗・焼付き・粉塵を避けるチェックリスト」 - 型B:失敗事例→対策
例)「割れが再発する原因は“形状”より“応力集中”だった:設計で見るべき3点」 - 型C:仕様の決め方(発注しやすくする)
例)「見積が早くなる図面の書き方:公差・表面粗さ・材質の最低限」 - 型D:比較(発注側が知りたい)
例)「切削 vs 鋳造 vs 3Dプリント:試作で後悔しない選び方」
“伝わる”書き方のコツ
– 最初に結論(どんな人の、何の悩みが解決するか)
– 専門用語は「現場で言い換えると○○」を1行添える
– 最後にCTA(図面相談、材料相談、試作相談)
4) リサーチは大げさにやらず「5〜10件の顧客ヒアリング」で十分スタートできる
大企業みたいな大規模調査が難しいのは普通です(知識データにもある通り、中小は“なんとなく”で決めがちになり再現性が落ちやすい)。
なのでまずは、既存顧客・失注先・展示会名刺から5〜10件だけ短時間で聞くのが現実的です。
そのまま使える質問(15分)
1. 最初に何で探しました?(検索語/展示会/紹介)
2. 比較した会社はどこでした?(競合・代替)
3. 発注前に不安だった点は?(品質、納期、費用、対応)
4. Webで見たかった情報は?(図面例、設備、検査、実績)
5. 問い合わせの決め手は?(担当の対応、提案力、加工可否)
この回答が、そのまま
– 対策すべきキーワード
– 必要なページ
– ブログのテーマ
になります。
【代替案】展示会を捨てずに“Webに資産化”するルート(おすすめ)
展示会が強いなら、そこを起点にWeb問い合わせを増やす設計が堅いです。
– 展示会でよく聞かれる質問TOP10 → 記事化
– 展示会配布資料(PDF)をサイトでDLできるようにして、DL時に用途・課題をフォームで取得
– 名刺交換後のメールで「用途別ページ」「課題別ページ」へ誘導(営業の手間も減ります)
【注意点】最初にここを間違えると失速します
– 「ブログを週2本」みたいな**量ノルマ**から入ると、社内が疲れて続きません
– キーワードをツールで探しても、ニッチ領域は**数字が出ず判断できない**ことが多いです
– 技術情報を出しすぎて、差別化が消えるのを恐れる会社もありますが、実務上は
“発注判断に必要な情報”は出し、核心ノウハウは出さないで線引き可能です
ポイント:商品の基本は『悩みや困りごと』を解決にある
BtoBのニッチ商品に限らず、世の中で販売されているほとんど商品は、その人の悩みや困りごとを解決する為に売られています。
だからこそ、『こんな困りごとを解決する為にこの商品はおススメです!』という文脈で商品の告知を行うのが基本的な流れです。そうでないと、認知度の低い商品はいつまで経ってもお客様の目に触れることはありません。
そういった意味では『ジャパネットたかた』のテレビショッピングは大変参考になると思います。
彼らはどんな商品でも
- この商品が日常のどんなお悩みを解決するのか?
- 既存の商品では解決できなかったことを、なぜこの商品は解決できるのか?
という軸で紹介しています。Webからの集客も基本は一緒なのです。



















