『データ』と『直感』、どちらを信じるべきか?

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こんにちは!マーケティングリサーチアドバイザーの渡邉俊です。

先日、都内で行われたある経営者の集いで講演をして参りました。
題目は私の専門であるリサーチに関してであり、講演終了後のQ&Aタイムでもたくさんのご意見、ご質問をいただきまして大変楽しくしゃべることができました。

そしてその中でも特に興味深いご質問が1つあったのでここで紹介します。

『今日はリサーチデータの重要性についてお話しいただきましたが、一方で経営には直感というものが大事だとも言われます。先生はデータと直感のどちらを信じますか?』

という質問です。

これについて今日はお話ししたいと思います。

信じるべきは『直感』である

私より年上かつ経営者経験の長い方からのご質問でしたので、若輩者がこんなこというのもどうかと思いますが、非常に良い質問だと思います(笑)

この質問、実は今回初めて受けたものではありません。
講演を行うと何回かに1度、同じような質問が出てきます。

そして、この質問については私自身明確な意見を持っています。

それは、

『どちらを信じるかと言えば、絶対に「直感」』

ということです。

え!?
マーケティングリサーチを専門としている人が「直感を信じろ!」なんて言っていいの?と思われるかもしれません。
事実、講演の中でこう答えるといつも笑いや驚きが起きます。

でも、私は冗談でそう言っている訳ではありません。
順を追って説明しますね。

データそのものは何も判断してくれない

まず、誤解しないでいただきたいのは、リサーチをやってデータを取ること自体やらなくてよいとは言っていません。
信頼できるデータであれば(もちろん、世の中には信頼できないデータも山ほどある訳ですが)、どんどん取り入れるべきです。
その為には私はマーケティングリサーチの重要性を日々訴えています。

ですが当然のことながら、データそのものが何かを判断してくれる訳ではありません。

どれだけたくさんのデータがあったとしても、そのデータを基に最後に経営判断を下すのは経営者ご本人なのです。

データはたくさんあっても物足りない

そして更に言うと、これはデータを基に経営をされている方は皆さんそう思っているはずなのですが、

『データはいくらあっても物足りない』

と感じるものなのです。
これは経験してみればよくわかります。

いくら正しいデータがあったとしても、

『このデータ、本当に信じていいのかな・・・』
『もしかしたらデータ自体が間違っているかもしれない・・・』

という不安にかられ、もっとデータを集めたいという気持ちになってしまうものなのです。
特に自分が想定していなかったようなデータが出てくると、その思いは一層強くなります。

また信じていいのかどうかわからないという不安が出てくると、

『判断する為にはもっと細かいデータを取ってくれ!』
『ちょっと切り口を変えてデータを見てくれないか?』

と、更なる調査・分析を部下に指示してしまい、結果としていつまで経っても判断できないという事例はたくさんあります。

何を弱気なことを言っているのだ!と思うかもしれませんが、それが人間の心理なのですよね。

『データがあれば直感は必要ない』という誤解

要するに信頼できるデータがどんなにたくさんあろうとも、最後は経営者ご自身の『直感』で判断していただかなければいけません。
どこかのタイミングで、『よし!少し不安もあるけどこうしよう!』という思い切りが必要なのです。

重要なのは『データ』と『直感』という二極で考えるのではなく、両方をうまくミックスさせることが必要だと思います。
時間の許す限り『データ』を集め、そしてそれを基に最後は『直感』で判断するという事ですね。

言い換えれば、

『直感』の精度を上げる為にできる限り『データ』に頼る

という事かなと思います。

 

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