【調査の疑問解決】YouTubeアンケート広告はマーケティングに有効??

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マーケティングリサーチコンサルタントの渡邉俊です。

さて、今日は質問をいただきましたのでお答えします。

あるアプリ制作会社の方からなのですが、

『当社で販売しているスマホアプリがどのくらい世間に浸透しているかを確かめる為に知名度調査をしたいと思っています。

そこでアンケートモニターパネルを使おうと思ったのですが、YouTubeのアンケート広告を使えばもっと簡単に早く結果が出るのではないかと考えました。

実際、YouTubeのアンケート広告を使うと信用できるデータは得られるのでしょうか?』

という質問です。

これについて回答いたします。

 

YouTubeアンケート広告とは?

YouTubeを普段見ている人はご存知と思いますが、動画を視聴しようとすると以下のようなアンケート画面が表示されることがありますよね。
これがアンケート広告です。

youtube_ads

 

このYouTubeアンケートは「広告」に入るらしく、表示されるとその動画をアップロードしている人にお金が入ります。
そのため、動画を公開している人からすれば、このアンケートは重要な収入源になるのです。

 

【結論】YouTubeアンケート広告はマーケティングに役に立たない

動画を公開している人からすれば重要になると思いますが、リサーチから見ると有効な調査と言えるのでしょうか?

結論です!

全く有効ではありません。
きちんとした調査データを取りたいのであれば、このアンケート広告を使わないことを強くお勧めいたします。

2018年現在、YouTubeは月間視聴者数が15億人というとんでもなく多くの方が見ています。
だからここにアンケートを出せば、かなり多くの方に答えてもらえるはず!と思うかもしれません。

確かにサンプル数を稼ぐには良いです。
でも、現在のYouTubeアンケート広告では信頼できるデータは得られないでしょうね。

 

YouTubeアンケート広告が役に立たない理由

なぜYouTubeアンケート広告が役に立たないかというと、理由は3つほどあります。

1. タイミングが悪すぎる
2. 設定可能な選択肢が少なすぎる
3. 設定できる質問がたった1問のみ

1つずつ解説していきます。

 

1. タイミングが悪すぎる

通常アンケート調査を行う際は、『アンケートにお答えください』という依頼に対して回答者が同意したあとに行われます。

当たり前の話ですが、調査を行う上で同意を得るという作業は非常に重要なことなのです。
多少なりとも回答者の時間を拘束する訳ですからね。

しかし、このYouTubeアンケート広告の場合、これから動画を見ようとしている人に対して同意も得ずにアンケート画面が開きます。

まさに今から映画を見ようとして映画館に入ろうとしている人の手を掴んで、
『映画見たかったらこのアンケートに答えてから入れ!』
と言っているようなもんです(笑)

これだと回答のモチベーションが湧きませんよね。

実際、ほとんどの方が選択肢の中の「該当なし」を選ぶか、画面右下の「広告をスキップ」を押して何も答えません。
視聴者は一刻も早く動画を見たいので、そんなタイミングでアンケート画面を表示させること自体ダメなのです。

 

2. 設定可能な選択肢が少なすぎる

さらに、設定できる選択肢の数が最大5つまでです。
これはマーケティング調査を行うには致命的に少ないです。

もちろん選択肢が5つあれば聴けることもたくさんあります。
今回の質問者様のように自社が作ったスマホアプリの知名度を知りたいのであれば、

<選択肢>
1. よく知っている
2. まあ知っている
3. あまり知らない
4. 全く知らない

という風に4つの選択肢で聴く事ができます。

但し、自社のアプリも含めて競合のアプリの知名度も知りたい場合、

Q: あなたは、現在発売している以下のスマホアプリの事をご存知ですか?以下の選択肢の中から知っているものを全てお選びください。

  1. アプリA
  2. アプリB
  3. アプリC
  4. アプリD
  5. アプリE

 

という質問をすることになりますが、YouTubeアンケート広告の場合、聴取するアプリ名を5つに絞らないといけません。

マーケティングリサーチで使うアンケートフォームの場合、30程度の選択肢は設定できないと厳しいです。
マクロミルやSurveyMonkeyなど、Web上で使えるほとんどのアンケートASPはその位の選択肢を設定できます。

 

3. 設定できる質問が1問のみ

質問は1問しか設定できないので、これだと情報として不十分です。

上記のようにアプリの知名度を聴取する場合、少なくとも回答者の属性(性別、年齢、居住地)を聴く質問も設定して、

・男女で分けた時に知名度の差はあるか?
・年齢別で見た時に知名度の差はあるか?
・居住地別で見た時に知名度の低い地域はあるか?

という最低限の分析ができるようにしたいですね。

このように、2つの質問をクロスさせて集計・分析する方法を『クロス集計』と言います。
クロス集計について詳しい事は以下のブログに載せていますので、ご参考に是非ご覧ください。

 

まとめ:しかしYouTubeはマーケティングリサーチにとても魅力的!

YouTubeアンケート広告は、現段階ではマーケティングリサーチに有効だとはとても思えません。

しかし先ほども申し上げた通り、YouTubeは月間15億人が視聴する訳ですから、この人たちに対して別の形でアプローチできるような調査方法ができれば、とても面白いと思います。

それができるまでちょっと待った方がよいですね(笑)

 

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